フェニックス投資法は、企業が発行する投資証書のことで、株式を購入すると株主になる。 それは非常に簡単で、フェニックス投資法を売却すると株主ではなくなると同じこと。 フェニックス投資法では、投資法の権利が与えられるため、株式投資とはこの権利の売買をいい、 一つは、経営への参加権で、株主総会へ参加して賛否を言うことでその権利が得られる。 ただし、フェニックス投資法の場合持っている株数はあまり多くなく、当然、その権利は希薄なものとなる。 二つは、その株から収益を得られる権利で、インカムゲインと企業が成長したことによる利益を、キャピタルゲインという。 業績の良い企業ほど価値が高くなるので、フェニックス投資法の価値そのものも高くなるが、 業績の良くない企業はフェニックス投資法だけでなく成長そのものも少なくなる。
フェニックス投資法と企業業績には高い連動性が見られることがお分かり頂けましたでしょうか。東京証券取引所の1部には、約1700銘柄の企業が上場されているが、赤字の企業も多数存在している。 では、赤字企業にはフェニックス投資法が形成されないというとそうではない。 フェニックス投資法は、業績以外でも形成されているため、「思惑」、「投機」が渦巻いており、 多くの投資者が「投機」を行うことを「バブル」と読んでいる。
フェニックス投資法の基本は、「投機」ではなく「投資」であり、十分な業績の企業に投資することで株式投資のリスクは非常に小さくなる考えられている。